爪を噛む・爪をいじる癖を持つ人の心理。原因や治す方法も

爪噛みや爪をいじる癖はありませんか?そして、昔からの癖だと思って諦めていませんか?爪を噛む癖は、その心理を理解することで治すことができるかもしれないんです。今回は爪噛み・爪をいじる癖を持つ人の心理について解説していきます。まずは自分の気持ちにしっかり向き合って、原因を探ることから始めてみましょう。

原因はストレス
爪をいじったり指の皮をむいたりする癖の原因はストレスだと言われることが多いです。爪をいじる癖はいつも無意識にしていることがほとんどだと思いますが、次からはその癖が出た時の自分の感情や気分、周りの環境に少し目を向けてみてください。それが、あなたのストレスの原因ということもあります。

▽ストレス
あなたは自分でどのような時にストレスを感じるか理解していますか?自分で理解していなかったり、言語化できない時に特に爪むしりが始まることがあります。指の皮をむく前に、他でストレスを発散できないか方法を考えてみましょう。

▽神経質、繊細
几帳面な人にも爪噛み癖は表れます。爪をいじる癖のある人の中には、本当は「指を綺麗にしたいから」という心理を持つ人がいます。中途半端に爪を噛んでガタガタのままでは汚いから、この皮をもう少し噛んだら綺麗になるな…と、整えるという傾向です。

▽コンプレックス
あなたは爪噛みを自分で恥ずかしいと思っていませんか?だからこそ悩んでこの記事を読んでいるのだと思いますが、逆に爪を噛む癖を後ろめたく思うとそれがストレスになり、さらに癖が重症化してしまうことがあります。

▽破壊願望・自傷
よくリストカットなど、自分を傷つける行為を聞いたことがあると思いますが、爪噛みや指の皮をむくこともこの行為に当てはまることがあります。嫌なことがあったときに爪を噛んだり、爪を剥がしたり指の皮をむくと気分が落ち着くのは、自傷の一種とも考えられます。

▽自信がない・好きじゃない
自分に自信がありますか?自分のことが好きですか??自信が無かったり、爪をいじる癖がある人は自分のことが嫌いな傾向があります。他人と自分を比べたり比べられたときに爪が口に行くことがあります。

▽不安がある
心配事があるときや、とても不安な時に爪をいじる傾向にありませんか?たまに街中でも爪むしりをしている人を見かけますが、街中が苦手な人はたとえ人に見られようとも爪を噛んだり、指の皮をむいてしまいます。心配なことや不安があるときについ爪をいじる癖がでてしまう人は、一旦指から目を離して、深呼吸してみましょう。指のように細かいことに集中すると視野が狭くなりがちですが、広いところを見ると案外良い解決策が見えてきますよ。

▽手持無沙汰・考え事
爪をいじる癖は、実はストレスなどの不安な気持ちのときだけでなく、単なる手持無沙汰で暇なときにでてしまうこともあります。暇だからなんとなく爪やささくれを触っていたらいつの間にか癖になっていた、というパターンです。
考え事をしているときも同様です。人それぞれ、考え事をして集中しているときには少なからず癖がでるものです。貧乏ゆすりをする人や、髪の毛を触る人、頭をかきむしる人、うろうろする人などがいますが、その中の一つに爪をいじる癖が入ることがあります。やめたい場合は、考える時の他の癖を決めてみても良いですね。

▽イライラ・怒り
不安や心配事があるときなど、比較的静かな感情の時だけではなく、イライラしたり怒ったりしているときに爪をいじる癖がでる人もいます。しかしそのイライラは人に向けられたものではなく、自分に対しての怒りであることが大半です。でも、イライラしているときに爪を噛んで、イライラの根本が収まったことがあったでしょうか。また、やめようと思っている時に爪を噛んでてしまったことで、さらにイライラが増したのではありませんか?爪をいじることでは気分の解決にはなりません。イライラを解消する方法は、他にもありますので、自分に合った方法を探してみましょう。

▽緊張
緊張しているとき、つい爪を噛んだり、むしってしまう癖がでる人もいます。大事なプレゼンの前などの明らかに緊張する場面はもちろん、苦手な上司に報告しなければならない時や、謝罪の電話をしなければならないときにも爪むしりを始めてしまうことがあります。
爪をいじったり指の皮をむいたりすること自体は、誰にも迷惑をかけていません。しかし大人になってもそれが続くようだと、指に傷があることで接客系の職場や飲食店で働きづらかったり、名刺交換など指先を見られるタイミングで自信を失ってしまったりすることもあります。

爪噛みを治すことはできるのか?
▽ネイルケアをする
爪をいじりたくなったとき、代わりに爪にオイルやクリームなどを塗ることで、爪をいじる行為をケアする行為へと転換ができます。続けていくと、クセが少しずつ出にくくなり、爪もきれいになっていきます。
ケアの方法は、爪の周りにオイルを塗った後、手肌にハンドクリームを塗ります。まず
は1日1回からはじめてみて、自分のペースで少しずつクセを改善していきましょう。
また、爪の切る時は負担の少ない爪ヤスリをオススメします。爪切り口も滑らかになるので、ギザギザがきになりません。

▽興味を見つける
癖になってしまった爪噛みは、ストレスだけでなく暇でなんとなく噛んでしまったり、手持無沙汰で噛む事が多く見受けられます。その無意識を、趣味や他に意識が向く方法を見つけることも対策になります。
特に、手を使うハンドメイドやプラモデルはオススメです。ご自身に合った趣味を見つけてみるのも手かもしれません。

 

いかがでしたか?

大人の方は特にストレスなどから爪を噛んでしまう事が多い事が分かりました。
爪噛みを改善する為には、どのタイミングでストレスを感じるのかを把握し、代替方法や意識を他に向けるなど少しずつ意識を変えていく事が大人の爪噛みに有効だと思います。失敗をしても自分を責めずに、『次は頑張ろう!』という気楽な気持ちでまずは取り組んでみましょう。

 


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