武庫川女子大学と共同で実施した爪噛み癖に関する調査結果を公開しました

爪噛みや指しゃぶりの癖矯正をサポートする苦いマニキュア「かむピタ」を販売する株式会社イロドリ(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:福島将人)と武庫川女子大学(所在:兵庫県西宮市、学長:瀬口和義)は共同で「癖」に関する調査を実施致しました。
今回はその中より「爪噛み癖」についての調査結果の一部を公開致します。

 

■調査の背景
武庫川女子大学経営学部では「実践学習」と称した学生が社会の課題を直接体験することと自己の適性に気付くことを目的とした授業が実施されております。

一般企業、外資系企業、地方自治体など多くの団体がその受け皿となり、実際の社会の現場を題材とした授業が進められています。

今回は株式会社イロドリが販売する「かむピタ」を題材とし、経営学部2年生10名がメンバーとなり、様々な調査を行ったうえで「かむピタ」の改善点などを浮き彫りとすることを目的とした実践授業が2021年4月から7月にかけて開かれました。

その中で実施した「癖」に関する調査結果の一部を今回公開致します。


■調査概要
調査対象者:4歳〜80歳の男女
有効回答数:517サンプル
調査期間 :2021年6月1日(火)〜6月30日(水)
調査方法 :Webアンケート




■爪噛み癖の経験がある人は約3人に1人

「爪噛み癖はありますか?」という質問に対しては
ない・・・69.2%
過去にあった・・・23.3%
現在もある・・・7.6%
という結果になり、約3人に1人が過去及び現在を含めて爪噛み癖の経験があるという結果になりました。

 

■爪噛み癖が始まったのは「小学校入学前」が約半数

「いつから爪噛み癖が始まりましたか?」という質問に対しては
小学校入学前・・・45.2%
小学校低学年・・・23.7%
小学校高学年・・・8.1%
成人後・・・3.0%
覚えていない・・・20.0%
という結果になりました。

約半数が小学校入学より前に始まり、3割強が小学校在学中ということで、約8割の方が小学生以下の幼少期に爪噛み癖が始まっていることがわかりました。

 

■およそ10人に1人は成人後まで爪噛み癖が続く

「いつ頃爪噛み癖が治りましたか?」という質問に対しては
小学校入学前・・・14.6%
小学校低学年・・・16.9%
小学校高学年・・・16.2%
中学生・・・18.5%
成人後・・・9.2%
まだ治っていない・・・13.1%
覚えていない・・・11.5%
となりました。
約3人に1人が小学校在学中に爪噛み癖を克服し、小学校入学前16.9%を足すと約半数の方が幼少期に克服していることがわかりました。

一方でおよそ10人に1人は成人後に克服していることもわかりました。

 

■5人に1人がストレスを理由に爪噛み癖が始まる

「爪を噛み始めた理由は?」という質問には

わからない・・・39.4%
無意識・・・15.9%
ストレス・・・21.8%
爪のささくれが気になる・・・13.5%
手持ち無沙汰・・・7.6%
その他・・・1.8%
という結果になりました。

爪噛みが始まった原因がわかないもしくは無意識という回答が半数以上を締める一方で、明確な理由としてストレスが最も多い21.8%という回答になりました。

 

■爪噛み癖対策は「何もしない・我慢」が約半数の一方で、爪自体に何かを施す人が半数弱

「爪噛み癖の対策としてどのようなことをしましたか?」という質問には
特に何もしていない・・・29.5%
我慢する・・・18.6%
爪にマニキュアや辛いもの等を塗る・・・21.3%
爪を常に短く保つ・・・16.4%
絆創膏を貼る・・・6.0%
ガム等を口に入れる・・・4.9%
マスクをする・・・1.6%
その他・・・1.6%

という結果になりました。

「特に何もしていない」と「我慢する」を合わせた半数近くの人が、具体的に爪などに何もしていないことがわかりました。
また一方で「爪にマニキュアや辛いもの等を塗る」「爪を常に短く保つ」「絆創膏を貼る」といった爪に対してアクションを起こす人も半数近くいることがわかりました。

 かむピタでは引き続き、爪噛み癖や指しゃぶり癖のある方をサポートするための様々な調査を実施し、製品の改良改善に役立てて参ります。

 

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