犬が嫌がる匂いや犬にとって良くないものとは?

犬は嗅覚が非常に優れているため、わたしたち人間にとっては気にならない匂いでも強く感じます。そのため、特定の匂いを嫌うことがあります。また、犬にとって有害なものもあるため、注意が必要です。

-----------------------------------------------------------

1.犬が嫌がる匂い

-----------------------------------------------------------

犬が不快に感じる匂いを知っておくと、しつけやいたずら防止に役立ちます。

柑橘系の匂い(レモン、オレンジ、グレープフルーツなど)犬は柑橘系の強い香りを嫌がります。 いたずら防止に柑橘系の皮やスプレーを使う効果的です。

酢の匂い酢の酸っぱい匂いも犬にとっては強すぎるため、不快に感じることが多いです。

アルコールの匂い消毒用アルコールやお酒の匂いは、犬にとって刺激が強く、嫌がります。

香水や人工的な芳香剤の匂い人間にとっては良い香りでも、犬にとっては化学的な香りが強すぎてストレスになります。

唐辛子やスパイス系の匂い唐辛子やコショウなどのスパイス類は、犬の鼻を刺激しすぎるため避けたほうがよいでしょう。

-----------------------------------------------------------

2. 犬にとって良くないもの

-----------------------------------------------------------

犬に悪影響を及ぼす可能性のあるものを知っておくことは、健康を守るために大切です。

チョコレート:カカオ製品などにはテオブロミンという成分が含まれており、犬にとって中毒の原因となります。

タマやネギ類:ネギ類の成分の中には赤血球を破壊し、貧血なってしまう成分が含まれている為、食べないようにしっかり注意しましょう。

ブドウやレーズン:犬によっては腎不全を考える可能性があるため、危険な食べ物です。

アルコール:犬はアルコールを分解する能力が低いため、少量でも中毒が出てしまう場合があります。

カフェイン:コーヒー、紅茶、エナジードリンクなど、犬にとっては中毒の原因となるため、絶対に避けてください。

キシリトール:ガムや歯磨き粉に含まれる甘味料です。血糖値の大幅な低下させ、命に関わってしまうので、与えないでください。

 

【補足】
生の魚や生肉の一部の魚にはビタミンB1を分解する酵素が含まれており、食べると健康被害を及ぼすことがあります。

 

まとめ

犬にとって有害な食品や物質も多く存在するため、日常生活の中で十分にご注意をお支払いしましょう。 愛犬の健康と快適な生活のために、飼い主として正しい知識を持つ事が大切です。

 

コラム一覧に戻る